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生馬医院が和歌山市小児科の方に推奨する予防接種・ワクチンの接種順序

生馬医院が和歌山市の方に推奨する接種順序

2014年4月から和歌山市では、BCGが集団接種から、クリニックでの個別接種に変更されました。

このため、他のワクチンと同時接種が可能となりましたので、昔ほどタイトなスケジュールではなくなりましたが、BCG接種は、5か月以降の方が副反応が少ないという事もあるので、三種混合やヒブ、肺炎球菌ワクチンの3回接種が終了した後に接種するのが、良いかと思います。

当院の推奨する接種順序は、know ! VPDの推奨するスケジュールです。

know ! VPDの推奨するスケジュール

2回接種で済むロタワクチンの『ロタリックス』を使う場合のスケジュール

生ワクチンであるロタリックスの後にBCGを入れると、ロタリックス以降8週間他のワクチンが接種できなくなるので、ロタリックス終了が3か月になるようにスケジュールを組んで、4か月の最初に不活化を1回接種して、その1週後にBCGを接種するのが特徴です

  1. 2か月:ヒブワクチン初回1回目+小児用肺炎球菌ワクチン初回1回目+B型肝炎初回1回目+ロタリックス1回目


    27日以上間隔をあける

  2. 3か月:ヒブワクチン初回2回目+小児用肺炎球菌ワクチン初回2回目+三種混合ワクチン1期初回1回目+不活化ポリオ1+ B型肝炎初回2回目+ロタリックス2回目


    27日以上間隔をあける

  3. 4か月:ヒブワクチン初回3回目+小児用肺炎球菌ワクチン初回3回目+三種混合ワクチン1期初回2回目+不活化ポリオ2


    27日以上間隔をあける

  4. 三種混合ワクチン1期初回3回目+不活化ポリオ3


    6日以上間隔をあける

  5. BCG接種


    27日以上間隔をあける
    B型肝炎初回2回目接種後から6か月以上あけて

  6. B型肝炎追加接種(3回目)


    6日以上間隔をあける
    1歳越えたら

  7. 麻疹風疹混合ワクチン1回目+小児用肺炎球菌ワクチン追加接種+おたふくかぜワクチン1回目+水痘ワクチン1回目


    27日以上間隔をあける
    三種混合ワクチン初回3回目から1年かつ、ヒブワクチン初回3回目から1年経ったら

  8. 三種混合ワクチン1期追加+ヒブワクチン追加+不活化ポリオ4


    6日以上間隔をあける
    蚊が飛ぶ前に(4~6月)

  9. 日本脳炎1期初回1回目


    2週~4週あけて

  10. 日本脳炎1期初回2回目


    水痘ワクチン1回目から4か月~12か月あけて

  11. 水痘ワクチン2回目(2歳あたりで)


    27日以上間隔をあける
    日本脳炎1期初回2回目から1年あけて

  12. 日本脳炎1期追加


    6日以上間隔をあける
    小学校入学1年前(4~6月)

  13. 麻疹風疹混合ワクチン2回目+おたふくかぜワクチン2回目

ピンク色のワクチンは自費接種ワクチンです。
※生ワクチン同士以外、接種間隔を開ける必要は医学上ありませんが、生ワクチン接種後27日、不活化ワクチン接種後6日間隔を開けなくてはいけないのは、(医学的根拠のない)日本だけのルールですが、遵守しないと補償対象から漏れる場合があるので、日本のワクチンを接種する場合は、遵守します。

不活化ポリオは、4種混合ワクチンとして、三種混合ワクチンの代わりに、今後定期接種に組み込まれる予定ですが、4種混合ワクチン発売までは、単独不活化ポリオワクチンの接種を、三種混合ワクチンと同時接種するタイミングを厚労省は推奨しています。しかし、この方法では、抗体価が長続きしないので、今後4歳頃にもう1回接種が追加される可能性があります。(公費で4歳での接種が追加されない場合は、自費でも接種をお勧めします。)

B型肝炎ワクチンは、家族の方がB型肝炎感染者の場合は、2か月、3か月、5か月で接種しますが、そうでない場合は、2か月、3か月、6か月で接種します。これは、主に幼児期の集団生活(噛みつきなどによる感染を防ぐ)での感染を予防します。アメリカなどでは、10代(性感染症対策として。女児ならばHPVワクチンと一緒に)で追加接種します。

日本脳炎ワクチンは厚労省は3歳から推奨していますが、生後6ヶ月から接種できます。東南アジア諸国は早期から接種開始しますし、沖縄では1歳で日本脳炎の発症が報告されています。和歌山市は数十年前までは、日本脳炎が日常的に認められた熱帯地域ですし、中間宿主としてのイノシシは山に沢山いますので、早期接種をおすすめします。

水痘ワクチンは、初回接種での免疫獲得率が悪く、流行が著しいため、小児科学会はドイツと同じ様に早期に2回目の接種を推奨しています。(おたふくかぜは、小児科学会では3歳頃で再接種となっていますが、水痘と同様に流行していますので、ドイツのように水痘接種と同じ時期の接種でも構わないと考えています。)

3回接種が必要なロタワクチンの『ロタテック』を使用する場合の接種方法

その前に、ロタワクチンについては、こちら

ロタリックスとロタテックの違いについて

利点欠点






1
・2回接種で終了できる。
(すべてのロタウイルスに対しての予防効果は2回接種では78.9%で、重症化の予防効果は95.8%)

・万が一1回接種だけでもかなり良い免疫効果が得られる。
(1回接種でも短期免疫効果は、ほぼ2回接種とそん色ない程度であるため、冬の流行期の接種には効果的と思われます。)
値段が高い(1回14000円×2回=28000円)





5
・ちょっと安い
(1回8900円×3回=26700円)

・3回接種完了すれば、効果はロタリックスより少し高い。
(すべてのロタウイルスに対しての予防効果は74.5%で、重症化の予防効果は100%です。)
・接種回数が多い
・途中で接種が抜けると効果が低い
(すべてのロタウイルスに対しての予防効果は1回だけでの接種では18%で、重症化の予防効果は82%、2回だけでの接種では73%で、重症化の予防効果は84%)
生馬医院の見解ロタテックは、5種類もウイルス抗原が入っている(牛ロタウイルスの遺伝子組み換えキメラウイルスを使用)ため、有効性はロタリックスより優れるという事を訴えます。ロタリックスは、1種類でも交差免疫が出来るため実質の効果は同じであると訴えます。

実際は中のウイルスが何種類入っていようと、実際の効果が問題ですので、効果という観点から申しますと、効果はどちらも同じ程度(効果の違いは10%程度ロタテックの有効性が勝る程度で、実感は出来ない)と考えていますので、生馬医院としては、どちらでも構わないとおもっています。

 現実的には、安さと最終的な効果を重視する人は、ロタテック。冬のロタウイルス流行時は速効性を期待してロタリックス。遺伝子組み換え食品はキライな方は遺伝子組み換えキメラウイルスを使用しているロタテックを嫌ってか、ロタリックス。といった感じです。

3回接種が必要なロタワクチンの『ロタテック』を使う場合のスケジュール

タイトなスケジュールになるので、BCG接種が保健所指定日でうまく合わない場合は、担当保健センターに電話して、BCG接種日を変更してもらう必要があります。ダメと言われた場合は、中保健センター TEL:433-2261 の感染症対策課予防接種部に電話して相談してください。(たぶんOKになると思います。)

  1. 2か月:ヒブ初回1回目+肺炎球菌初回1回目+B型肝炎初回1回目+ロタテック1回目


    27日以上間隔をあける

  2. 3か月:ヒブ初回2回目+肺炎球菌初回2回目+三種混合1期初回1回目+不活化ポリオ1回目+ B型肝炎初回2回目+ロタテック2回目


    27日以上間隔をあける

  3. 4か月:ヒブ初回3回目+肺炎球菌初回3回目+三種混合1期初回2回目+不活化ポリオ2回目+ロタテック3回目


    27日以上間隔をあける

  4. 三種混合1期初回3回目+不活化ポリオ3回目


    6日以上間隔をあける

  5. BCG接種


    27日以上間隔をあける
    B型肝炎初回2回目接種後から6か月以上あけて

  6. B型肝炎追加接種(3回目)


    6日以上間隔をあける
    1歳越えたら

  7. 麻疹風疹混合1回目+肺炎球菌追加接種+おたふくかぜ1回目+水痘1回目


    27日以上間隔をあける
    三種混合初回3回目から1年かつ、ヒブ初回3回目から1年経ったら

  8. 三種混合1期追加+ヒブ追加+不活化ポリオ4


    6日以上間隔をあける
    蚊が飛ぶ前に(4~6月)

  9. 日本脳炎1期初回1回目


    2週~4週あけて

  10. 日本脳炎1期初回2回目


    水痘ワクチン1回目から4か月~12か月あけて

  11. 水痘2回目(2歳あたりで)


    27日以上間隔をあける
    日本脳炎1期初回2回目から1年あけて

  12. 日本脳炎1期追加


    6日以上間隔をあける
    小学校入学1年前(4~6月)

  13. 麻疹風疹混合2回目+おたふくかぜ2回目

ピンク色のワクチンは自費接種ワクチンです。
※生ワクチン同士以外、接種間隔を開ける必要は医学上ありませんが、生ワクチン接種後27日、不活化ワクチン接種後6日間隔を開けなくてはいけないのは、(医学的根拠のない)日本だけのルールですが、遵守しないと補償対象から漏れる場合があるので、日本のワクチンを接種する場合は、遵守します。

不活化ポリオワクチンは、4種混合ワクチンとして、三種混合ワクチンの代わりに、今後定期接種に組み込まれる予定ですが、4種混合ワクチン発売までは、単独不活化ポリオワクチンの接種を、三種混合ワクチンと同時接種するタイミングを厚労省は推奨しています。しかし、この方法では、抗体価が長続きしないので、今後4歳頃にもう1回接種が追加される可能性があります。(公費で4歳での接種が追加されない場合は、自費でも接種をお勧めします。)

B型肝炎ワクチンは、家族の方がB型肝炎感染者の場合は、2か月、3か月、5か月で接種しますが、そうでない場合は、2か月、3か月、6か月で接種します。これは、主に幼児期の集団生活(噛みつきなどによる感染を防ぐ)での感染を予防します。アメリカなどでは、10代(性感染症対策として。女児ならばHPVワクチンと一緒に)で追加接種します。

日本脳炎ワクチンは厚労省は3歳から推奨していますが、生後6ヶ月から接種できます。東南アジア諸国は早期から接種開始しますし、沖縄では1歳で日本脳炎の発症が報告されています。和歌山市は数十年前までは、日本脳炎が日常的に認められた熱帯地域ですし、中間宿主としてのイノシシは山に沢山いますので、早期接種をおすすめします。

※水痘は、初回接種での免疫獲得率が悪く、流行が著しいため、小児科学会はドイツと同じ様に早期に2回目の接種を推奨しています。(おたふくかぜは、小児科学会では3歳頃で再接種となっていますが、水痘と同様に流行していますので、ドイツのように水痘接種と同じ時期の接種でも構わないと考えています。)

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