小児科 小山博史です。
まいどまいど、受付・小児科プレイエリアのおもちゃを何にするか、悩ましいものです。
希望としては以下の基準を満たすものが良いと考えています。
生馬医院が考える待合室に置く望ましいおもちゃの判断基準
- 飲みこめない大きさ
- 先端が鋭利でない
- 投げてあたっても痛くない軽さ
- ふき取れる・洗える材質
- 頑丈で長持ち
- パーツがいくつか欠損しても遊びとしての体をなす
- 片づけやすい
- 子供一人でも遊べる
- 短期的には飽きやすい
(他の子供に譲ってあげれる、帰りたくないとダダをこねにくい) - 長期的には飽きにくい
(久々にくると、また遊ぶ気がでる)
というのがあります。
そういった意味で、キャラクター物としては、基本、戦隊ものと仮面ライダーとプリキュアは、毎年変わるので禁忌です。
なので、トーマス、アンパンマン、キティちゃんなどの息の長い物が多くなるのですが、
今回、トーマス君が待合室にやってきました。
しかし、しかしです。何か物足りないのです。
この中に子供が入ってトーマス君を運転している気分になるためには、何かが足らないのです。
そう、”運転装置” です。これは必須です。
子供のころ、こういった狭い空間を自動車や列車、飛行機に例え、運転している妄想にふけりながら遊んだもんです。そのためには、運転装置が必要なんです。
で、アマゾンで良く考えずポチってしまったんですが…
まずは、これ。
う~ん、期待していたものと少し違う。こんな電車が手前で、しかも電動でくるくる回るオモチャは、いらない。操縦桿があればそれでよかったんですが….
だいたい、電動ものは、数か月で子供達に破壊されてしまいます。上記の『頑丈』という項目に当てはまりません。
困った。
このオモチャで、まずは、ハロルドが1週間以内に居なくなる可能性が高い。
しょうがないから、ボンドで接着、外されないように加工してみました。
そして、お次がこれ、
そうそう、これこれ。これですよ。
しかし、音くらい鳴るのかなと思って、取扱説明書を読んでみると、なんと、これ、テレビにつないで遊ぶゲームらしい。
どうりで、新品は高い値段だったわけだ。しかし、テレビまでつけると、さすがに、子供が熱中しすぎてダダこねて家に帰らないとか、一人で独占してしまい、親もこまってしまうだろうし、危ないし。ということで、テレビにつながず、半ば勿体ないなあと思いながら、この操縦桿だけを使用することとしました。
それで、これらをトーマス君の中にいれてみました。こども目線でみてみると、
入口から子供を誘って、中に入ると、
さらに奥に触ってみたくなる操縦桿が見えるわけです。
さて、これは、男の子にとって、たまらない空間ではないでしょうか?
しばし、その反応を楽しみたいと思います。
関連リンク
- 第2話:トーマスの操縦桿その後(初代操縦桿逝く)
- 第3話:トーマスの操縦桿その後2
- 第4話:【完成!】トーマスの操縦桿(3代目)
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