定期健診
2015-03-17 (火) 11:52:49更新
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目次
健診の目的
赤ちゃんは自分の悪いところを自分でしゃべってくれませんから、定期的に医師が健康診断を行うことにより異常を早期に発見しようという試みだけでなく、核家族化が進み、子育てについて気軽に相談できる友達がいない家族が、健診を通じて意見交換できるという意味と、様々な地域独特の行政サービスについてお知らせするという目的があります。
医学的な意味
主に医学的な側面から健診を考えますと、それぞれの時期には以下のような意味合いがあります。
※行われる場所は行政・地域により若干の違いがあります。
1ヵ月健診
- 行われる場所
最寄りの小児科または産婦人科 - 主な観察ポイント
体重増加や心雑音有無、遷延性黄疸
※出生体重より1kg以上増加しているかなどを見ます。(この時期の子供は1日平均で20g以上増加している必要があります。)
※昔は、ここでビタミンK2シロップの投与を行っていましたが、最近は3か月まで、毎週飲ませる方法が主流に変わりつつあります。
3~4か月健診
- 行われる場所
所属市町村の保険所・保健センター - 主な観察ポイント
心雑音有無・首のすわり・両手の使い方・追視
10か月健診
- 行われる場所
最寄りの小児科
(和歌山市は保健所で行っています。 - 主な観察ポイント
お座り・ハイハイ・つかまり立ち・追視~斜視・両手の使い方
1歳半健診
- 行われる場所
所属市町村の保険所・保健センター - 主な観察ポイント
独歩・単語が言えるか・視線(自閉傾向有無)
3歳検診
- 行われる場所
所属市町村の保険所・保健センター - 主な観察ポイント
視線(自閉傾向有無)・二語文を言えるか、聴力、視力、歯科