- このHomePageの内容が書籍化されました。
- 女性編集者による女性目線で、わかりやすく書きなおされていますので、ぜひご覧ください。
- なお、PHP研究所 教育出版部から書籍化第2弾は2015年11月5日から発売中です。
おくるみ
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カリフォルニア大学ロスアンゼルス校医学部助教授Harvey Karp医師の言う巻き方
今回はバスタオルを半分に折って使用していますが、折らないで細長い状態の方がぐるぐる巻きにしやすいです。
1:毛布の角を少し折る
2:赤ちゃんをのせる
折り目は赤ちゃんの肩の高さに
3:赤ちゃんを包む(その1)
左側のすそを持ち上げて、赤ちゃんの右手をまっすぐにして、赤ちゃんの体をくるむ。
4:赤ちゃんを包む(その2)
下のすそを持ち上げ、左わきの下に入れ込む
5:赤ちゃんを包む(その3)
赤ちゃんの左手をまっすぐに伸ばす
6:赤ちゃんを包む(その4)
右側上のすそを持ち上げて赤ちゃんの左肩から下に向けて織り込む
7:赤ちゃんを包む(その5)
右側下のすそを持ち上げて赤ちゃんの左下から右肩側に向けて巻き上げて、くるりと一回転させ、ぐるぐる巻きにして出来上がり。
バスタオルを折らないで、長細い状態で巻く方が巻きやすいです。
8:赤ちゃんを包む(その6)
大事なのは
1)赤ちゃんの両手がまっすぐの状態で固定されていること。
2)呼吸の邪魔にならない程度の軽い締め付け
がポイントです。
※足や首は固定しないようにしてください。
赤ちゃんの両手をまっすぐにして、体に沿うようにして固定してあげること。この「手が動かない」ことが、赤ちゃんがお母さんの子宮の中にいるような安心感を得るのに大切です。
ただし、足は固定しないようにしてください。股間から下部を強く固定すると、股関節脱臼の頻度を増加させます。
巻くときは、サッサとテンポ良く。モタモタすると泣いてきます。
巻くだけだと泣いてきますので、巻いた後は、抱っこしてゆらゆら揺らして眠らせてください。この時、ホワイトノイズを聞かせます。
うつぶせ寝は、入眠しやすい姿勢ですが、放置すると乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクとなりますので、うつぶせ中は赤ちゃんのそばを離れず、寝入ったら上向きに変更しましょう。