a:2432 t:2 y:1

当院は難治性咳嗽の治療を得意としていることから、蓄膿が原因の難治性咳嗽の診療もよく行っています。
鼻と肺、両方の治療を行うことで改善していくため、中耳炎の観察は必須です。耳鏡でわかる急性中耳炎はこれまでも診療していましたが、耳鏡でわかりにくい浸出性中耳炎の診断精度を上げるため、ティンパノメトリー検査機器を導入しました。
これは、気圧を変化させながら鼓膜に音波をぶつけて鼓膜の固さを表す機械で、浸出性中耳炎の感度が96%と非常に高い機械です。
今後は、この機械も使って、これまで同様、近隣耳鼻科と協力しながら小児浸出性中耳炎ガイドライン2015に則った管理を行っていきたいと思います。
コメント