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緊急事態宣言と、一部休業要請が和歌山県内で始まっております。
おかげで、外来患者中のコロナっぽい病歴の方が減った印象です。
東京もピークアウトしてきており、一旦は良い状況かと思われます。
気温が20度越えるとコロナの生存期間が減る可能性がある事や、日光により殺菌されやすい事などを考えると、和歌山市では5月から平均気温が20度を超える日が出てきますし、日照時間が最大となるので、このまま患者数増加が抑えられるかもしれませんが、北海道の例を見ていると、気温が低ければ?緊急事態宣言を解いた途端に再び患者数増加が起こってきそうです。(東京だと5月下旬?)
関西においては、平均気温が20度を超えて、緊急事態宣言が解かれて、学校が始まった2週後に、患者数が増えるようだと、もう経済活動再開は特効薬やワクチン発売まで期待できないでしょう。
増えてこなければ、今年の12月頃までは、ある程度の経済活動が可能となってくると思われます。
発達障碍児の反応
休校、自粛における、精神的ストレスは、発達障碍児においては、その特性別に様々です。
多動衝動型ADHD合併例
とにかく、ストレスをためて、イライラが増えています。
後述の方法を守って、外で運動が必要です。
基本どんな人にも必要なんですが、特に多動衝動系は運動で疲れさせておく必要はあると考えています。
社交不安+自閉症型
このタイプで、普段学校に行きたい若しくは、行かなければならないのは解っているのに行けないという不登校タイプは、全国一律の休校によって、自己罪悪感から解放され、この時期、すこぶるストレスが減り、精神状態が安定しています。
中には、休校終了とともに学校に行き始める子も出てきますが、社交によるストレスの感じ方は同じですので、連続して登校すると再び疲れがたまって不登校となりますので、疲れを感じたら速やかに休むというつもりをもっておいてください。
過眠型ADHD
10時間を超えて眠り続ける事が出来るタイプのADHD過眠型は、休みといえども、普段通りに起こして、何かをさせてください。なにもやる事がない場合は、朝からゲームでも良いから、起こしておいてください。
ゲームのルール
どうしてもゲーム以外する事がないという家庭は存在します。する場合は、ルールを明確に。
- 朝早くにする。
夜は避けてください。 - 時間を決める
時間については普段より長めでも良いですが、親子で時間を決めてください。 - 例外は認めない
何かの区切りで、『今いいところだからもうちょっと』というのを認めるといつまでもその要望で伸ばしてきます。例外は認めないという事は最初に決めておきましょう。 - ルールは子供に決定権を
子どもに任せると、自分に甘いですから、親が選択枝を作って、決定は子供に - 破った場合のペナルティも決める
必ず破りますから、破った場合、程度に応じてペナルティも決めておきます。 - 社交性不良の子には、相手と話ができるコミュニケーションタイプのゲームも
コミュニケーション型のゲームは、自分から止めにくいので、相手を学校の友達限定にして、その親と連携しながら、行うべきですが、社交不安の子供は引きこもりやすいので、ゲームもコミュニケーションしながら行う方が悪化しにくいです。
感染の避け方
外出して運動する場合の目安に
無症状者もマスク
発症の2-3日前がウイルス排泄量最大となる事から、無症状の人もマスクをしてもらう必要があります。
2m離れる
飛沫感染は風の流れに沿って、2m以内に起こります。それ以上離れて起こる場合は、接触感染の可能性があります。
- ジョギング中のマスク
手で触ったあとは、手洗い
何かを触った場合、アルコール消毒または手指手洗いをするまでは、自分の目や鼻や口を触らない。車に乗る前に手指消毒を。
- 当院の感染症対策はこちら
今後のポイント
大阪の平均気温が20度を常時越えてきた時の、経済活動再開に伴う(2週以降の)感染者数増加(PCR件数が増えると、みかけの感染者数が増えてしまうので、判断難しいです。本来は、コロナ肺炎患者数で調べる方が良いですが)の有無。
これが、増えなければ、今年の12月まで、ある程度の経済活動は可能。
但し、3密部分でのゲリラ的な発生は続くでしょう。
生活支援リンク
- 政府のリンク
- 経済産業省リンク
- 和歌山県のリンク
- 和歌山県の支援策
- ちなみにこれ、医療機関の感染症対策には補助金出さないそうです。
- 和歌山県の支援策
- 和歌山市市民向けリンク
- 和歌山市事業者向けリンク
- 和歌山市保健所【こころの健康対策】:Tel 073-488-5117(平日8:30-17:15)
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