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使い捨てマスクの再利用 – 生馬医院お知らせブログ – 和歌山市 の小児科 生馬(いこま)医院|小児科

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新型コロナウイルスの流行により、市中ではマスクがなかなか手に入らない状態になっています。手作りマスクを洗うのは問題ありませんが、使い捨てマスクを洗うとゴムの接着面が取れたり、濡れる事で不織布の目が粗くなってしまったり、静電吸着効果が落ちてしまうなどの問題が指摘されています。
マスクを消毒したら“再利用”できるって本当? 実際はどうなのかマスクメーカー2社に聞いた

 当院では今のところマスクは枯渇していませんが、このまま供給不足が続けば、そのうちマスクが枯渇する事になりますので、そんなときのために水を使わずマスクを滅菌して2-3回程度は再利用する方法として、オゾンガス滅菌を試してみました。

オゾンガスの有利な点は

  1. 水を使わない
  2. 殺菌効果が強力
  3. 残存毒性がない
  4. 臭いも消せる

であります。一方不利な点は

  1. ゴムの腐食作用が強い
  2. オゾンの匂いが嫌いな人は嫌い

方法

マスクのオゾン滅菌

業務用オゾンガス生成装置(オースリークリア3)を利用して、2L程度のチャック袋に一般的な紙マスク3枚とN95マスク(生ゴムは外して別消毒)を入れて15分オゾンガスを注入して、放置し、時間毎のオゾン濃度を測定する

測定方法はガステック社製オゾン検知管18L, 18Mを使用し、約1時間毎に無害になるまで測定した。



結果

オゾン濃度の推移
予想以上にオゾン濃度が高く、CV値が17000という数字は、日本食品分析センターの測定結果から推定すると、結核菌も99.9%殺菌出来る効果があります。

※このオゾン発生器は業務用です。知識のない方は使用しない方が無難です。今回測定された400ppmもの高濃度オゾンは、浴びるだけで眼の結膜出血を起こし得ます。吸い込めば化学性の喉頭炎や気管支炎~肺炎を起こす場合があります。

使い捨てマスクの耳にあてる白いゴム部分は無傷で、2回の繰り返し滅菌でも変わらず使用可能でした。※生ゴムは1回目で腐食して切れてしまいます。

若干のオゾン臭はのこるものの、使用した生臭さは消臭されました。

結論

オゾン滅菌は、使い捨てマスクを洗う事なく滅菌、消臭する事が出来る。
紙マスクのゴム部分は高濃度オゾンでも腐食することなく、繰り返し使用耐えられた。

試しに行った生ゴム付きのN95マスクでは、ゴムの部分だけが粉々に腐食した。

尚、オゾンの殺菌力は付着する有機物の量に影響をうけるため、マスク内面に唾液や鼻汁などが多量に付着した場合は効果が減弱するため、繰り返し使用する場合は、マスク内面にティッシュやガーゼなどを入れておく方が良いと考えられた。

なお、ポリプロピレン製のマスクはオゾンガスで若干劣化しますので、2回くらいまでで捨てる方が良いと思います。

目次

使い捨てマスク滅菌サービス(無料)

もし、当院の患者様で、使い捨てマスクの滅菌を希望される方がいるのであれば、1人10枚程度ずつをジプロックに入れて、記銘して、当院受診時に医師にお声掛けください。無料でガス滅菌しておきます。

なお、感染物の取り扱いになりますので、受付では対応しませんので、あくまで診察時にお持ち寄りください。

マスクの提出方法

以下についてご了承いただける場合に、お受けいたします。

受診した上で、医師に直接お渡しください。

  1. 生ゴムが露出していないマスクであること
  2. ひどい汚れのないこと(汚れは取れません)
  3. ジプロックに10 5枚程度までの量小分けする
  4. 必ず名前を書く
  5. もし、マスクが破損しても良い事とする
  6. (劣化の可能性を考えて)3回以上の滅菌はしません

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