ようやく温かくなってきました。これから蚊が飛び出すと言うのに、日本脳炎ワクチンが枯渇し、出荷がとまるそうです。
また、おたふく風邪ワクチンも出荷が止まるそうです。
目次
日本脳炎ワクチン出荷停止について
千葉県で日本脳炎患者出現してからというもの、3歳未満でのワクチン接種者が全国で増えたことにより、流通在庫が枯渇し、また、熊本地震によって工場が被災した影響で化血研の生産数も増えず、在庫が尽きたそうで、次回の出荷は2018年1月からになるそうです。
現在流通している在庫も、あと1か月程度で切れるそうですが、当院への入荷もかなり制限かかっています。
おたふく風邪ワクチンも出荷停止
北里第一三共において、昨年12月の厚労省による工場査察時に、不具合がみつかり、国家検定が認められず、出荷制限がかかっており、流通在庫が尽きるようです。
出荷解除は本年7月末の予定ですので、その頃まで、接種ができなくなると考えられます。
東南アジアにおける麻疹流行
昨年から、インドネシアなどの東南アジアで、麻疹を感染し、輸入してくる事態が増えています。各自治体は注意喚起を出しています。
- 新潟における流行
- 京都における流行
しかし、そもそも、国産ワクチンは小児分しか製造しておらず、成人接種者が少し増えると、すぐに出荷制限がかかってしまいます。
そのため、当院では、輸入麻しん風疹おたふくかぜワクチンを若干数入荷していますので、接種を希望される方は、お早めにお問い合わせください。
コメント