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2017年、あけましておめでとうございます。

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2017年 酉年
少子化が進行している中、昨年は多くのお子様に来院していただき、誠にありがとうございました。

現在流行中のウイルス

昨年末、インフルエンザの流行が比較的早く開始するかと思われましたが、それほど拡大することなく、結局は、12月末からちらほら出てきて、仕事納めとなりました。

昨年末のノロウイルスは、胆汁性嘔吐が多く、おそらく、麻痺性イレウス状態と考えられ、いつもの五苓散坐薬単独では太刀打ちできそうになかったので、五苓散+大建中湯坐薬に切り替えて、うまく鎮吐できているようです。

本シーズンのインフルエンザ流行株は昨シーズンと同じタイプのH3N2型ですので、昨シーズンA型に罹患された方は、かかりにくいと思います。昨シーズンは亜型のため多くの方が罹患しましたから、必然的に今年はそれほど多くの方はかからないのではないかというのが私の読みです。例年通りの流行なら、1月の小学校始業式開始後1週あたり経過した週末の1月14日あたりから罹患者が増えると予想されます。

昨年はフルミストの本数を絞ったため、あっという間に売り切れてしまいました。フルミストに変更してから3年間まったくインフルエンザに罹患しなかったお子さん、今年注射に戻した途端に罹患されており、『やっぱりフルミストは絶対効いてた。来年はぜひフルミストでお願いします』と言われてしまいました。たまたまと言われれば、言い返せませんが、やっぱり、来年はもう少し輸入数を増やそうと思います。(認可されればその限りではありませんが)

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本年の仕事始めは1月5日(木)からです。

1月7日は、いつも発達障がい児の作業療法や、知能テストでお世話になっている海南のさくらクリニックの新館披露記念講演で発達障害全般の話を1時間30分ぶっ続けで行うという試練から始まります。

医院のスタッフ、小中学校の先生方、保育園関係者、精神保健福祉士(PSW)、地域発達相談員など、総勢70~80名の幅広い分野の方相手に、浅い話から、深い話まで要求されており、どうまとめたら良いのか、うまく決まらなかったので、とにかく、知ってることを全部ぶちまけてこようかと思います。

少子化であるにもかかわらず、発達障がい者の比率が毎年増え続けており、もはや、遺伝だけでは説明がつかなくなってきています。環境の何がいけないのか、今後解明されるまで、私たち医療側だけでなく、教育関係者、生活を支える自治体が一体となったサービスを行っていかなくてはなりません。軽いものを入れれば、すでに、その比率は10人に1人となっています。専門病院1つに患者を集中すれば良いというレベルの数ではなくなってきています。

自閉症やADHDは自然経過で改善する例がありますが、改善するまで正常扱いで育てられた時、できないことや、わからないことへの他者からの叱責や、認知のゆがみからくる被害念慮~妄想などが積み重なり、せっかく治っても、そのときには新たな精神疾患が出来上がっていたりする場合もありますが、不得意な部分を早期から認識して助けてあげることで、健やかに育てば、精神疾患を合併せずに育つ事ができるかもしれません。診断されることで将来への絶望感を感じるような物ではないという認識を広める事も必要でしょう。そんな中で開業医の自分にできることには、何があるのかについて、日々考えています。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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