第24回参議院議員通常選挙
第24回参議院議員通常選挙
さて、来月10日に予定されている参議委選挙が先日公示されました。
日本小児科医会としては、20歳以下の若者に対する社会保障費の確保を訴え、成育基本法の制定を目指しています。
成育基本法とは、子供の成長に必要な社会保障の内容を決める法律で、子供の人権、子供の貧困、予防接種、文科省管轄の幼稚園と厚労省管轄の保育園など、連携の悪さを解消するための子ども家庭省の設立などが一つになった法律です。簡単に言い換えると、小児期から成人までの成育過程で生じる心と身体の問題に対応する法律で、先進国のほとんどがすでに持っていますが、現在の日本では、一部一部が法律で定まっているにすぎず、それぞれも不十分です。
我が国の少子化傾向からの脱却はことごとく失敗に終わっています。
子どもに対する社会保障費と出生数は正比例の関係が認められており、我が国は老人への補償が突出しております。
※)日本小児科医会資料より引用
そのなかで、小児科医会が勧めている候補者が 自見はなこ さんです。
『まず2/3を取らせない事』とか、いうのも良いですが、少子化の歯止めについて、もっとも考えるべき選挙なのではないでしょうか。
とはいっても、民進党派の方は困ると思うので、民進党では、生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンへの変更にご尽力いただいた「藤末 健三 ( ふじすえ けんぞう ) 」議員をよろしくお願い申し上げます。
他党の妨害には一生懸命で非現実的な政策を口にするだけの議員には入れたくないものです。
- 我が国の小児医療の課題(厚労省)
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