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母性の目覚め

母性の目覚め
母性の目覚め

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母性って何?

 哲学的な母性についての議論は深く、旧保守派とフェミニストの考え方では真っ向から違う意見が様々ありますが、ここでは、難しく考えず、性(ジェンダー)にとらわれない、子育てにとって必要な母性について述べます。

  • 子どもを『可愛い』ではなく、『いとおしい』と感じる心
    • 『可愛い』という気持ちだけなら女子高生でも持っています。『いとおしい』という気持ちは、『その子のためなら死ねる』という気持ちに近いものと思ってください。
  • 子育ての困難を乗り越えるためにどうしても必要なもの
    • 子育ての過程で子供に対して憎らしく思えることは多々起こりますが、土壇場で踏ん張って、こらえる事ができるために不可欠です。
  • 男性・女性ともに目覚めるものです
    • 程度の差こそあれ、男性にもあります。

母性の強さに関係すると考えられているもの

  1. 本来親に備わっている気質・性格
  2. 親の幼少時の体験
     (虐待されて育った親はわが子にも虐待しやすい傾向があります。)
  3. 妊娠のホルモン変化

  4. 陣痛~分娩のホルモン変化
     (羊に無痛分娩を施すと養育行動をとらなくなる事から、人にも同様の傾向が多少なりともあるのではないかと考えられています。)

  5. 母乳保育
     (母乳保育している母親の虐待発生率が低いことが分かっています。)

  6. 生後早期の親子接触
     昔(入院した新生児が両親も含め面会謝絶であった時代)のNICU入院児が退院後、両親による虐待発生率が80%にも上る時があったため、NICU入院中の面会を両親のみ許可した所、退院後虐待発生率が激減した。という事実があったことから、今では、(人間は言葉で自分の子供と認知しても、本能で認知しなければ育児を乗り越えられず、育児ノイローゼ→乳幼児虐待へとつながる。本能での認知は生後早期の親子接触によって形成される。)と考えられています。

  7. 育児中の親の精神状態(育児環境の良さ)
     貧困や不倫、仕事など育児に専念できない状況ではイライラが溜まり、その矛先が子供に行きます。

子供と早期から頻回にスキンシップを取り、語りかけましょう!

・特に、お父さん。帰りが遅くても、例え、子供が既に寝てしまっていても、子供の顔を見ておかないと、自分の心の中に母性が出てこないかもしれませんよ。特に生後早期は。

こういった意味からも、胎教というものは、生まれる前から子供を意識する行為ですので、両親の母性発現にとって良い様に思われます。

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